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ボイさんの日常です

マイヒーロー・張賢徳先生

こんちには。
はるかです。

土曜日は通院の日でした。
今まで診てくれていた張賢徳先生が
昇進のため現場を離れるということで
新しい先生に変わる前の最後の診察でした。
診察の最後に写真のメッセージを書いてくれました。

張先生との出会いは約2年前。
たまたまネットの口コミが良く
写真の雰囲気もよかった病院に
メール予約をしたのがきっかけでした。

自分の脳はどこかがおかしい。
そう思って10年以上苦しんできたものの
どこの病院へ行ってもいつも診断がされず。
自分は病気になりたい症候群なんだろうか、
怠ける理由を探しているだけじゃないか、
逆に追い詰められて行くだけでした。

いつか自分の脳に殺される、と思っていました。
自分だけなのか知りたくて、
自分の脳に殺されるって思ったことある?と色んな人に質問しました。
でもみんな???という顔をするだけ。
それ以上踏み込んで相談することが無駄であることがハッキリとわかりました。

何度も病院を探してはいつも病状をうまく伝えられず、
表面的なことだけ伝えてしまう。
初診では本当に悩んでいる1番辛いところがみせられず
医師も正しい診断ができなかったのだと思います。

そのため今のクリニックを見つけたときは
電話予約ではなくメール予約にしました。
予め文章を練って本当に辛いところ、
困っているところを全て書き出しました。
双極性障害を持つ知人と似た症状だと疑っていることも正直に書きました。
よくドクターは医学の知識もない患者の自己診断を嫌うというので、
どう思われるか不安でしたが
張先生は最初のメールで大体分かったと言っていました。
言いたいことをまとめたうえで受診するというのは大事だと思います。

初めての予約の日、診察室に入るとただならぬオーラの先生がいました。
言葉を交わす前から伝わる重厚感、安定感。うわっついたそこらの医者と違い、先生自身がブレない感じ。それによる安心感。
絶対えらい先生だこの人、と今すぐググりたい気持ちを抑え、席につきました。
直感でこの先生がいい!と思いました。

後日ググった先生のインタビューによると、
先生の圧倒的な重厚感と芯の強さは生い立ちに起因しているようでした。
ぬるぬる勉強してきた医師たちとは明らかに違う目。
幼い頃の教育の違いというのも納得。

診察には1時間近くを割いてくれました。
今までは言いたいことも言えない病院ばかりでしたが、
言い残しがないくらい先生が質問で導いてくれて、
こちらが忘れているようなことまで掘り下げてくれました。

一通り話をきいてもらい
すっかり先生のファンに。
そして先生はトドメに診断を下しました。

「私にとってはそんなに難しい診断ではなかったです」

?!!
いままで何件の精神科医が誤診したと思ってるんだ?
一瞬の沈黙。
ドラマのような完璧な間の取り方をした先生が

双極性障害です」

と言ったときには
全身が重荷から解かれた気分でした。
性格が悪いのだろうと責めてきたこれまで。
やっと病気なのだと認められた安堵感。
この先生に治療してもらえるという希望。
本当に救われた気持ちでした。
この先生に一生ついていこうと思えました。

どんなに立派な先生だと紹介されても
新しい先生に変わるのは嫌ですが
ご昇進ということでその貪欲さもまた張先生を形成した教育の一部。
陰ながら応援したいと思います。

self-aware
self-monitor
self-control

診察の終わりに「すごく頑張ってると思うよ」と言ってくれた先生は、
メモにこれからも意識することを書き出し、
意味を一つずつ説明してくれました。

今度お手紙を書きたいと思います。

はるか


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